ストレスなく大きさもGOOD! ドコモ「Optimus Pad L-06C」は”近未来”タブレット

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   NTTドコモが2011年3月31日に発売した、LGエレクトロニクス製のタブレット端末「Optimus Pad(オプティマスパッド) L-06C」を実際に使ってみた。画面サイズは、米アップルの「iPad」とスマートフォンの中間で、持ち運びに便利。電車内の狭いスペースで使う際には大きすぎず、文字や写真を閲覧するには小さすぎない「ちょうどいいサイズ」に魅力を感じる。

左手の手のひらで支えて右手の指で操作

軽いボディーは軽く操作性もいい
軽いボディーは軽く操作性もいい

   2010年4月、米国で発売された「iPad」が翌5月に日本に上陸すると、国内でも一気にブームが起きた。以後主要メーカーも、続々と新型のタブレット端末開発に乗り出している。

   「Optimus Pad L-06C」は、一見するとやや大きめのデジタルフォトフレームを想像させる外観だ。ディスプレーは約8.9インチで、インターネット接続は3G回線または無線LANのいずれにも対応する。重さは約620グラムで、iPadの「Wi-Fi+3Gモデル」と比べて100グラムほど軽い。筆者も持ってみたが、立っているときに使うのであれば、例えば端末を左手の手のひらに乗せて右手の指で操作できそうな重量だった。

   帰宅途中の電車の中でも使ってみた。ネットにつないで新聞を読む。スマートフォンの場合は顔に近づけたり、画面を指で上下左右に移動させたりしながらでないと記事を追えないが、ディスプレーが大きいこの端末なら座っていても画面をタップして読みたい部分を多少拡大すれば、膝においたままで十分に閲覧できた。

   基本ソフト(OS)には米グーグルの「Android 3.0」を日本で初めて採用した。画面デザインやユーザーインターフェースは「近未来」を感じさせるような、ビジュアル重視のつくりに見える。ウェブブラウザをはじめ各種アプリケーションを操作すると、切り替わりが早くてストレスを感じない。CPUにデュアルコアプロセッサを採用している効果のようだ。タッチスクリーンの反応も敏感で、指が大きい筆者でも触れた部分が確実に反応してくれて誤作動がほとんど起きない。文字の入力も、画面上に表示されるキーボードの反応が早く、確実に入力できる。

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