メルセデス・ベンツ日本は、4ドアクーペ「CLSクラス」を6年ぶりにフルモデルチェンジすると2011年2月18日に発表した。3.5リッター直噴V型6気筒エンジン搭載の「CLS 350 BlueEFFICIENCY」と、5.5リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジン搭載の「CLS 63 AMG」で同日、メディア関係者と首都圏の顧客を招待した特別内覧会も行われ、約2200組4400人以上が参加しにぎわった。同様の特別内覧会は大阪、名古屋などでも予定している。
新型CLSは、フロントからリアまで緩やかにつながる優美なアーチ状のフォルムが特長。機能面では、カメラで対向車と先行車を検知し、ロービームとハイビームを自動的、かつ連続的に切り替える機能を備えた「LEDハイパフォーマンスヘッドライト」を搭載している。室内は、フロントシートにメモリー付パワーシートを装備しており、乗員の体型にあわせて細かくシートポジションを調整することが可能だ。リアシートは左右独立式で、ゆったりとした居住空間を確保している。
価格は、「CLS 350 BlueEFFICIENCY」が930万円、「CLS 63 AMG」が1625万円。納車開始は6月ごろを予定している。