ギャルの日常生活において、絶対的に欠かせないツール「ブログ」。
学校での出来事やダイエットなどの美容磨きについて書くギャル、彼氏との恋愛事情を赤裸々に綴るギャルなど、今やギャルにとって「ブログ」は生活の一部となっています。
「あのお菓子ってホントに美味しいの?」
GRP編集部に遊びに来たギャル達と話していると、何かとブログネタ用に写真を撮るギャルが多く『ブログに載せたいから写メ撮ろう~』と声を掛けられたり、『今日のことブログに書こう~』という話しがあがったりするなど、何かと「ブログ」に関しての会話がギャル達で繰り広げられているほどです。
そんなギャルブロガーと接していると、こんな会話になりました。
アミーゴ『この前、ブログで激ウマって紹介してたあのお菓子ってホントに美味しいの?』
ギャル『あ~あれ!?普通に美味しいけど、激ウマってほどじゃないんだ!ちょっと盛って書いちゃった!笑』
アミーゴ『そうだったんだ!ブログの内容を盛って書く事ってよくあるの?』
ギャル『結構あるよ!全くの嘘って訳じゃなくて、話盛ってる子って多いんじゃん?』
このように、ギャルブロガーの中では話を盛ることが日常化しているようなのです。
オーバーに書くギャルブロガーは半数
そこで、GRP(http://www.grp-r.net/)では、こんな質問をしてみました。
「ブログに書く内容は盛ってる?」
すると、『内容を盛っている』と答えたギャルが約43%となり、実際に起こった話を盛って(オーバーに)書くギャルブロガーが半数近くいることが分かりました。
例えば、街中でキャッチをされた場合、ブログには『ナンパされちゃった』と書くなど、少しオーバーに話しを盛って書いたりするようです。
どうしてこのように「話を盛る」行為をするのか聞いてみると…
『ちょっと盛った方が面白いブログになるじゃん♪』
『読者も見たいって思うように、少し内容をオーバーにしたブログの方が飽きないっしょ!』
『ブログにリア充感が出てて、自分で読み返してもアガるから!』
このようにギャルは、ブログをより面白くする為や他の人とブログを差別化する為に、話を盛っていることが分かりました。確かに見応え感のある面白いブログには、自然に読者が集まり、ブロガーとしての価値も上がると思います。
自分で自分を「自己プロデュース」
つまり、ギャルにとってブログを盛ることで、ブロガーとしてのレベルを上げる。
いわば、自分で自分を「自己プロデュース」しているという事になると思います。
そんなギャル達にとって、ブログを盛ることに「嘘を書いている」「本当の自分を隠している」といった概念はなく、むしろポジティブに考えていることも特徴です。
都内の高校に通う、JK2年のギャルはこう言います。
『ウチらにとって、話を盛るのはメイクとか髪を盛るのと一緒なの!』
ギャルにとってブログを盛るということは、外見を盛ることで自分を良く見せることと同じ感覚のようなのです。
「盛り」が欠かせないギャル!
見た目を盛るだけでなく、彼女達の重要なツール「ブログ」も盛る時代へと変化を遂げています。
GRP副編集長 アミーゴ