子どもたちが10年後に残したいもの

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パリのユネスコ本部で展示中の「10年後レター」
パリのユネスコ本部で展示中の「10年後レター」

   日本の小学生たちが描いた「10年後に残したい自然」のイラストや写真が、2011年2月25日まで、パリのユネスコ本部で展示されている。作品は、小学生のための世界遺産プロジェクト「ユネスコキッズ」が、「10年後レター」と題して募ったものだ。

   「ユネスコキッズ」は小学生の子どもたちを対象とした環境教育プログラム。屋久島や白神山地、知床といった世界自然遺産を実際に訪れる体験授業など、「自然」に直接触れる機会を設けることで、子どもたちに「自然に興味を持ち、深く学び、好きになってもらう」ことを目指している。

   「10年後レター」はそうした取り組みの一環で、「自分たちが大人になる10年後にも残っていてほしい自然」とは何かを考え、またそれを自らの手で描くことを通じて、子どもたちの自然を守る気持ちを育てることが目的だ。

   今回の展示には、魚・ザリガニ・昆虫のような身近な生き物から、南極に住むペンギンたちまでさまざまな「自然」が登場し、子どもたちの「思い」と未来への「決意」を感じさせる内容となっている。

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