結婚しても女性は、いろいろと夫に心配りをしているようだ。ジェイ・キャストが運営する女性向けお得情報サイト「東京バーゲンマニア」が30~40代の既婚女性を対象に行ったアンケート調査によると、バレンタインデーには「夫にプレゼントを贈る」と答えた人は82.7%にものぼった。
プレゼントの内容は、「チョコレート」と答えた人が58%。チョコ以外のモノを贈ったり、チョコと組み合わせたりする人は25%。また、気になるプレゼントの予算は、「1000円台」が33%、「2000円以上」が39%だった。
結婚する前と比べてみても、予算が「下がった」という人は39.4%で、半数近くが「特に変化はない」「上がった」と回答。予算が下がった人からは、「高級チョコから手作りに替えた」という声もあがっていて、必ずしも愛情が少なくなったからケチったわけでもなさそうだ。
ちなみに、プレゼントをすると答えた人のうち、チョコの手作り派は4人に1人。「夫に内緒で選んで驚かせる」(32歳会社員)、「欲しそうなものを密かにリサーチする」(40歳主婦)などチョコレート以外のモノを贈る人からも、夫を喜ばせようとする気持ちが垣間見える。
記念日イベントの企画などを支援するサプライズ研究所の袴田玲子さんは、夫へのプレゼントは「居心地のよさ」を再認識させるものが効果的と話す。
「着心地のよさそうなファッションブランドのパジャマを新調して、お風呂上りにバスルームに置いてあげるのはどうでしょう。毎日使うベッドシーツを、いつもより手触りのよいシーツにしておくのも喜ばれます。枕元に小さなチョコレートを置いたり、メッセージカードも添えたりするのもすてきですね」