サントリー酒類は、スコットランドのボウモア蒸留所で作られたシングルモルトウイスキー「ボウモア10年テンペスト」を、2011年2月22日から2500本限定で販売する。海辺の町で育まれた独特の香りが特徴だ。
スコットランドのアイラ島には、数多くのウイスキー蒸留所がある。中でも1779年創業と最も長い歴史を持つボウモア蒸留所は、古くからその品質の高さを知られてきた。現在も、伝統的なフロアモルティング製法など昔ながらの手間のかかる製造法を用いてウイスキー作りを続けている老舗だ。潮風の染み込んだピートでいぶされ、波打ち際の保管庫で10年以上を過ごしたボウモアのウイスキーは、そのスモーキーなピート香とバランスの取れた味で「アイラモルトの女王」とも称されている。
貯蔵には、新品の樽に1度バーボンを熟成させたファーストフィル(一空き樽)を使用。加水による度数の調整を行っておらず、アルコール度数は樽貯蔵されていたときそのままの55度。色は明るい黄金色だ。味は「テンペスト(嵐)」の名の通りに力強く、それでいて余韻はクリーンだという。全世界合わせて12000本の限定販売。
容量は700mlで、価格は5600円。