カゴメから2011年2月22日に発売される「植物性乳酸菌ラブレLight」
クロス・マーケティングは、2010年12月、20~50代の働く男女1200人を対象に行った健康美容に関する意識調査の結果を2011年1月13日に発表。それによると、現代女性の約7割(69.8%)が「就寝中の時間を健康や美容にもっと活用したい」と考えていることが分かった。
就寝中の時間を健康や美容面に活用することを「寝活(ねるかつ)」と呼ぶケースが増えているようだが、すでに「寝活」を実践中である女性たちの30.4%が「髪のトリートメント、パック」を、また、25.3%が「コラーゲンや乳酸菌飲料、サプリメント等を飲む」といった行動をしている。こうした「寝活」をしなければならない背景として、女性たちの健康・美容にかける時間が少ないという状況があり、平均「30分未満」との回答が85.6%、さらに、「(それでは)足りない」と81.0%が感じている。
「寝活」に注目が集まるなか、多くのメーカーが展開する「寝活」関連商品への支持も高まっているようだ。
たとえば、就寝前に飲むタイプのものとしては、ノンカフェインで睡眠前でも安心なカネボウ化粧品の美容飲料「コラーゲンディープイン」(価格262円)がある。また、京都の漬け物「すぐき漬け」から発見されたラブレ菌が豊富なカゴメ「植物性乳酸菌ラブレLight」(80mL 3本パックで価格178円)も、発売(2011年2月22日※)前から話題になっている。ラブレ菌は、酸や塩分に強いうえ、生きて腸まで届く菌が通常の乳酸菌の10倍。さらに、今回の「Light」は、夜飲用に適した低カロリータイプ(14kcal/本)というところも魅力らしい。
就寝前に食べるタイプでは、日本ルナが販売する「夜中のスイーツヨーグルト」(価格105円)の評判がいいようだ。食物繊維入りで、脂肪分0%。アップルパイ風味にシナモンの味付けも受けている。
さらに、就寝中に身につけるタイプでは、血液を心臓方向に押し上げるサポートソックス「寝ながらメディキュット」(エスエスエル ヘルスケア ジャパン、価格2625円)や、眠っているときのバストを裏地のあて布で優しく安定させることで、皮膚を重力に関係なく適正位置にキープする「ナイトアップブラ」(ワコール、価格3990円、4305円)などの人気が高い。
※ 2011年2月22日から東海・北陸以東、3月1日から沖縄を除く近畿以西で発売