子どもの高機能防犯グッズ持参 「安心感増した」母親は47.5%

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ママが考える「備わっていたら良かった」、「今思うと欲しい」機能やモノランキング
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   小学館『小学一年生』編集部は2011年1月11日、防犯グッズを利用している新小学1年生の子どもをもつ20代~40代の母親400人を対象とした、防犯グッズ利用に関する意識調査の結果を発表した。

   子どもの安全や防犯上のことで不安に思っていることについて、73.5%が「通学路の安全」だとし、学校に期待する安全・防犯対策は「通学路の危険箇所など安全についての指導」(48.3%)、「通学路や遊び場所などの巡回を実施」(46.0%)を挙げているように、「通学路」に不安を感じている母親は多い。

   子どもに防犯グッズを持たせる母親は多いが、「備わっていたらよかった」「今思うとほしい」と思う機能等を聞いたところ、「GPS機能」(85.3%)を筆頭に、「より壊れにくい強度」(79.3%)、「通話機能」(75.8%)、「警備会社に直接通報、駆けつけるなどの高度なサービス」(66.8%)の順。また、子どもに防犯グッズを持たせたことで「安心感が増した」と答えた人は、高機能防犯グッズ(=子ども用携帯電話、大人向け携帯電話、GPS機能付き端末機)の利用者が47.5%だったのに対し、高機能でない防犯グッズ(=上記の高機能防犯グッズ以外)の利用者が29.2%と、大きな差が見られたのも特徴的だ。

   こうした調査の結果について、同誌の塚原伸郎編集長は「(母親は)親の目の届く安全な場所にいつまでもいてほしいと思う気持ちがある一方で、自分で考えて行動することで健全な判断を養い自立していってほしいと願うもの。こうした親の相反する気持ちが、『GPS』『通話機能』『警備会社の駆けつけサービス』など高機能な防犯対策・サービスに対する期待の高さとしてあらわれている」と分析する。

   なお、小学館『小学一年生』編集部では、2010年12月8日から小学校入学を控える親子に向けて、安全・防犯関連に役立つ情報を提供するサイト「小学一年生 子どものための安全防犯大百科」を開設し、注目を集めている。

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