「KAGEROU」は?「贖罪」は? 12月の月間ベストセラー

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   出版取次のトーハンは2010年12月28日、12月の月間ベストセラーを発表した。同社の調べによると、1位は「斎藤智裕」のペンネームで書かれた俳優水嶋ヒロさんの処女作「KAGEROU」(ポプラ社)だった。「KAGEROU」は発売からわずか2週間で、発行部数100万部に達し大台に。

   また、2位以下は、人気ゲームソフトの攻略本「モンスターハンターポータブル3rd PSP版 スタートダッシュブック カプコン公認」(Vジャンプ編集部、集英社)。2010年流行語のひとつとしてノミネートされた「もしドラ」こと「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(岩崎夏海、ダイヤモンド社)。レシピ本の「続・体脂肪計タニタの社員食堂 もっとおいしい500kcalのまんぷく定食」(タニタ、大和書房)。自立した「老人」となることを説いた曽野綾子さんの話題の新書「老いの才覚」(ベストセラーズ)の順でランクイン。ちなみに、女優の酒井法子さんの半生と薬物事件のことをつづった自叙伝「贖罪」は15位。

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