オリコンは2010年12月14日、10代~50代の男女1000人を対象とした「ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に関する実態調査」の結果を発表した。
60.8%が「SNSを利用している」と答えている中で、どのサービスを使用しているか聞くと、圧倒的に多かったのは「mixi」(73.7%)だった。以下は、「Twitter」(48.4%)、「GREE」(25.8%)、「モバゲータウン」(22.2%)、「Facebook」(12.0%)の順。主な利用目的は、mixiが「友人・知人とのコミュニケーション」(62.7%)、Twitterが「趣味などに関する情報収集」(41.5%)、GREEとモバゲータウンでは「空いた時間を埋めるため」(65.6%、75.6%)という回答が多かった。
利用者の多かったmixiとTwitterについて、利用していて良かったことを聞くと、mixiでは「同級生との再会」(20代男性)、「なかなか会うことのできない友人とコミュニケーションできること」(40代男性)といった声が挙げられ、既存の友人との関係性持続や疎遠になりがちな交友関係をより身近にするツールと考えられているようだ。一方のTwitterでは、「新しい情報を早く知ることができる」(50代女性)、「同じ趣味の人たちの話を聞くことができる」(20代女性)のような、情報収集に関してメリットを感じる傾向にあった。SNSを目的ごとに使い分けているようだ。
また、「新年のあいさつはどのような手段で行う予定か」との問いで1位「メール」(72.4%)と2位「年賀状」(69.2%)は僅差。以下、3位「mixi」(17.3%)、4位「Twitter」(12.2%)と続く。ちなみに、mixiでは住所がわからなくても年賀ハガキを送ることができる「ミクシィ年賀状」のサービスを展開しており、Twitterでも同様のサービスがある。