長生きが「不安」な若者増える お金に病気とリスクがいっぱい

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45歳以上の約半数が「長生き」の準備不足を後悔

   東京海上日動あんしん生命の調査によると、長生きして不安に感じることの理由(複数回答)は、まず「お金」(77.7%)。次いで「病気・入院」(77.4%)、「介護」(62.6%)だった。「不安」を感じるようになったのは、多くの人が2008年のリーマン・ショック以降のようで、「経済状況・社会情勢」をあげる人も49.6%いた。

   また、45歳以上の人の52.4%が「20~30歳代の頃に長生きに向けて備えていなかったが、準備しておくべきだった」と感じていて、「節約・貯金」(54.1%)や「健康管理」(33.2%)、「ライフプランの作成」(31.7%)などの準備不足を後悔している。

   いま、65歳の男性の「平均余命」は19年、女性は24年にもなる。その一方で、65歳以上の高齢者の平均貯蓄額は2452万円だから、これでは生計が立ち行かなくなるし、病気や入院、介護となれば、さらにお金が足りなくなる。

   「長生き」のための「特効薬」はなかなか見つからないが、若者には少しでも不安を解消できるよう、早めに備えておいてもらいたいものだ。

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