2010年12月9~11日に東京・江東区の東京ビッグサイトで開催された日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2010」において、非接触IC対応型エコ・アクション・ポイント利用端末が公開された。
エコ・アクション・ポイントは、地球温暖化対策型の商品やサービスを購入・利用することで付与されたポイントを、さまざまな商品に交換できるポイントプログラム制度で、国民参加による地球温暖化対策の切り札として、環境省が推進し、民間企業主体で2008年度から始まっているもの。今後も対象商品が広がるだけでなく、ポイントの貯め方が簡単になるなど、さらなる広がりが見込めるポイント制度だ。
展示ブースでは、非接触IC機能を搭載した携帯電話にポイントを登録する流れを体験できるコーナーが設置された。
また、10日には、スポーツキャスター・大林素子さんらがエコ・アクション・ポイントを紹介する「地球を守るエコ・アクション」と、同じく環境省が推進する、移動をエコにシフトする取り組み「smart move (スマート・ムーブ)」を呼びかける、2つのステージイベントも開かれた。多くの企業の賛同を得てスタートした「smart move」キャンペーンは、今後も各企業や団体と連携し、環境負荷の小さい公共交通機関の利用や自転車活用、自動車の利用方法の工夫など、5つの取り組みをテーマに、移動にまつわるさまざまなアクションへの参加を呼びかけていくという。