繰り返し配合を重ね完成
また、web限定で販売されているのは、店頭販売や業務用販売以外での販路を拡大したい考えがあったことと、「激辛」を好む人がいるにしても店頭では「マーケットを形成するほどのボリュームはない」と判断したことからだという。店頭では買えない付加価値があるという意味でも面白く、同社の持つブレンド技術を駆使し、ただ辛いだけではなくバランスのよいうまみ、コクのある味付けになるまで繰り返し配合を重ね完成した。
もっとも、「激辛道場」はこれまで大々的に告知されることがなく、今はまだ知る人ぞ知る商品。販売数もそれほど多いわけではないが、メニューの中で人気があるのは「ビーフカレー」と「坦々ごまだれ」。購入者は6:4で女性の方がやや多く、前出の岡本さんは「おそらく女性の方が辛さに強く好きな人が多いのかもしれません」と話している。