マーケティングリサーチのメディアインタラクティブ(東京・渋谷区)は2010年11月25日、女性600人を対象に実施した「生体リズムに関する調査」の結果を発表した。
「生体リズム」とは、人間の体に備わっている太陽や月、季節の周期にあわせた生理的なリズムのことで、それが乱れると、自律神経やホルモン分泌の乱れ、肌荒れや睡眠の質の低下などを招くという。
調査では、76.5%の人が生体リズムの乱れを「とても/やや感じている」と回答。生体リズムの乱れから「体がだるく疲れがとれない」(74.3%)、「寝付きが悪い/いつも睡眠不足だと感じている」(54.9%)、「肌荒れが治らない」(40.1%)などの症状を感じている。その原因は、「寝るタイミング(遅い時間に寝る)」(56.0%)、「ストレス」(53.6%)、「睡眠不足」(52.5%)などだ。
ほとんどの人(97.6%)が生体リズムを整えることを「とても/やや重要だと感じている」。「美容」への効果を期待しているのは66.0%、リズムを整えるためにふだんからしてみたいことは「運動」(43.2%)、「生活習慣の改善」(23.0%)、「睡眠・休養」(8.7%)という結果が得られた。
一方、生体リズムを整えるために使ったことがある、または興味があるグッズには「アロマ関連グッズ」(13.5%)、「サプリメント・健康食品」(13.2%)、「寝具」(80.3%)などが挙げられている。