ファミリーマートと毎日新聞は2010年11月25日、ファミリーマートの商品を宅配する実験を行うと発表。大阪市および堺市内のファミリーマート直営店8店舗で12月から実施する。
農村部の過疎化による商店の撤退、都市郊外への外出が難しい高齢者が増えたことにより、経産省の推計ではおよそ600万人いるとされる「買物弱者」。両社の調査では、都心部のオフィス街でも高額賃料などの理由で出店できないケースがあり、買い物に不便を感じている人が多いことから今回の実験にいたった。
ファミリーマートが宅配の受注と商品を用意し、毎日新聞が商品の配達、集金などの業務を行う。前日の午後1時までに注文すると、翌日の12時前後に配送することを想定している。