ユニリーバ・ジャパンは、愛知医科大学と、気温の違いによってわきの下の発汗量がどう変わるかの共同実験を行い、その結果を2010年11月15日に発表した。
実験の結果、わきの下は、冬想定の気温下でも不快さを感じる量の発汗が確認され、加えて、運動時よりも、デスクワークなどによる緊張時にかく汗の量のほうが多くなることもわかった。さらに、冬の汗は、含まれているナトリウムなどの濃度が、夏に比べて高くなるといわれている。これらの点から、冬の汗は濃いため蒸発しにくく、特にわきの下は長時間じめじめした状態になりがちで、バクテリアが繁殖しやすい環境となる。そのため、冬もニオイが発生しやすいことが推測されるという。
冬場の不快な汗対策として注目されているのが、ユニリーバから発売されている制汗剤「レセナ ドライシールド」。夏だけでなく冬の朝も、汗をかく前に抑える"プレケア"タイプの制汗剤を使用することで、ニオイのもととなる汗をブロックし、わきの下を一日中快適に保つ工夫ができる。