約半年前に「ギャルの携帯マナー事情」について書かせて頂きましたが、皆さん、覚えていますでしょうか。
その際、携帯の着信機能を「音設定」ではなく、「バイブ設定」にしているギャルが多いということをお話しさせて頂いたのですが、実はここ最近、「バイブ設定」ではなく「サイレント設定」にしているギャルが急増しているのです。
メール着信は「サイレント設定」に
『ん…?サイレント?サイレント設定にしたら携帯が鳴っていることに気付かないじゃん!!』と思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、ギャル達が「サイレント設定」にしているのは、「電話着信音」ではなく「メール着信音」のこと。
では、なぜギャル達は「メール着信音」を「サイレント設定」にしているのでしょう。
調査を行うとこのような回答が返ってきました。
ギャルA『単純にメールってしないんだよね!だからサイレントにしてる!前まではバイブにしてんだけど、毎日200件ぐらい迷惑メールが来るから、常にバイブが鳴ってるのもうるさくて…』
ギャルB『そうそう、とにかく迷惑メールの量が半端ない!サイレントだったらうるさくないしね!ウチの周りもそんな感じだから、自然と受信メールって見なくなっちゃったよね。ってか、迷惑メールの中に埋もれちゃうってのもある(笑)』
ギャルA『ってか、電話で充分じゃない!?メール打つの面倒だし、コム(willcom)同士だったら、24時間定額だし♪まぁ、しいてメールをする時と言えば、ありがとうを言いたい時とプリクラの画像を転送する時ぐらいかな』
メールは1日20通~30通
このように最近のギャル達の間で「メール」は、お礼の時・プリクラ画像を送り合うといった時に使用する程度で、定型的なお礼や送るという業務に使用するようです。
2年~3年前までは、1日にメールを約50通~100通を「送信する」のが当たり前だったのが、最近のギャルの間では半分以下の20通~30通まで激減、グループインタビューをした6名の女子高生ギャルに限っては、1日平均2通でした。
また、ギャルコミュニケーションの絶対的必須ツール=「メール」と認識されていましたが、今では「メール」よりも「電話」で直接物事を伝えるギャルが増えて来ているようです。
さらに原因のひとつとして、mixiやブログ・リアルなどを通じ、友達同士の行動を常に知っていることも、ギャル達がメールをしなくなった理由に繋がっているのだと思います。
今や、現代ギャルにとってメールは、「日常交流必須ツール」ではなく「定型的業務のツール」。
女子高生ギャルの一人が言っていました。
「別に、ケータイにメール機能なくてもいいんじゃん?」
これが、今のギャルメール事情です。
GRP編集長・まぁ~さ