大塚製薬は、11月22日の「いい夫婦の日」を前に、20~60歳の既婚男女を対象に行った「夫婦関係と夫のスキンケア事情調査」の結果を、2010年11月9日に発表した。
調査結果によると、夫婦関係がどの程度「円満」かを「うるおい度」という形で表現してもらったところ、「夫がスキンケアをしているかどうか」で夫婦の「うるおい度」に差が見られた。特に差が出たのは40~50代妻で、「夫がスキンケアをしている」と回答した人の夫婦の"うるおい度"が平均60%であったのに対し、「していない」夫婦は30%と半数にとどまった。
また、「妻が夫に対して気になること」としては、「体型(メタボ)」(44.4%)が最も多く、「ニオイ」、「肌(脂・乾燥等)」がそれぞれ約4割で続いた。さらに、これらニオイや肌の解決策となる夫のスキンケアに関して、「妻の願望」と「夫の実態」をみると、「夫にスキンケアをしてほしい妻」約9割に対し、「日常的にスキンケアを行っている夫」約5割と、妻の願望と夫の実態でも差が見られ、夫のスキンケアが、「夫婦関係を保つ・良くする『カギ』」となることが浮かんできた。
今回の調査結果について、美容ジャーナリストの加藤智一氏は、「スキンケアは夫婦やカップルにとってコミュニケーションの手段にもなりえます。ぜひパートナーである妻には、スキンケアに関して慣れない男性をサポートして欲しいものです」とアドバイスしている。