ニューヨーク市でも実験的な採用を決定
このジップカー、2000年に、ボストンで2人の女性によって創業され、現在、会員数は50万人。NY、ワシントンDC、西海岸のSF、ポートランドなど北米96都市とロンドンの4400か所で、9000台の車で展開しています。
必要な時だけ、1時間わずか8ドル(NY価格)から借りられ、おまけに一般駐車場のパーキングスペースを数台単位で借りているので、NYなら歩いて数分の距離に利用可能な車が存在するので、まるで自分の車をとめている感覚。
そして、ニューヨーク市では、市の体質のスマート(利口)化、スリム化、そしてグリーン化を進めており、公用車の一部にジップカーを、実験的に採用する事を決定しました。
まずは、300人の職員が庁舎の近くの駐車場にあるジップカーの23台のハイブリッドと2台のミニバンを利用する予定です。職員たちも我々と同じく、必要な時だけインターネットで予約することになります。
公用車にかかる車両代金、駐車場代、保険代、整備代、ガソリン代などを大幅に削減し、4年間で50万ドルの予算の削減を予想しているようです。
坂本真理