白井建設(大阪府守口市)は2010年11月8日、「エアー断震工法」を導入した住宅「ジェノアホーム エアー断震住宅」の販売開始を発表するとともに、大阪府摂津市にモデルハウスをオープンした。
「エアー断震」とは、地震が起きた瞬間、ホバークラフトのように家の基礎部分へ空気を吹き込むことで約25mm浮かせ、揺れを伝えにくくする地震対策工法。地震の揺れを20分の1以下に軽減するうえ、通常の免震工法に比べて約半額のコストで導入できる。また、地震対策工法の中で唯一、タテ揺れの地震に対応することができるという。
モデルハウスでは随時、浮上実験を行う予定となっており、「エアー断震工法」の体験ができる。