2010年、ジュネーヴ発明コンクールで金賞獲得
ブースでは考案者のJohan Corijn氏から、そう説明されて、一瞬、珍発明的なうさんくささを感じたが、実はこのアンチストレス・ボールペン、2009年のパリ国際発明コンクールで銀賞、2010年のジュネーヴ発明コンクールで金賞獲得、ほかにも複数の発明コンクールでの受賞歴あり。実際、利用者の中で、ストレスが軽減したと感じた人、さらに禁煙に成功した、という人までいるらしい。
手で弄ぶだけなら、ボールペンである必要性はないとも思うが、確かに、オフィスというストレスを感じやすい場所で、いつ手にしていても不自然じゃないもの、と言えば、やっぱりボールペン。字を書くという本来の機能も、もちろん持ち合わせている便利グッズなのだ。
Corijn氏は、「キャップの部分に社名を入れて、得意先に配ることもできますよ」とビジネス・グッズならではのメリットをアピール。なるほど、自社の宣伝になる上に、取引先社員のストレスを軽減して感謝され、仕事がはかどったりして?
江草由香