岩崎電気は、1つのランプに2本の発光管を内蔵し、LED照明と同等の、業界ナンバー1のランプ定格寿命4万時間を実現したセラミックメタルハライドランプ「ツインセラルクス」を、2010年10月29日に発売した。
最近導入が広がっているLED照明は、器具一体形の専用器具が多く、HIDランプに比べて高額になることや、既設の照明設備の改修が必要な場合があるため、初期投資額が大きく、これまでの器具デザインから大きく変わるケースがあった。そのため、既存の器具がそのまま使用できる長寿命な省エネルギーのランプが求められていた。
この商品は、効率性や演色性の高いセラミック発光管を1つのランプに2本搭載することでLEDと同等の定格寿命4万時間を達成。省エネルギー(高効率)と長寿命の両立を実現した。既存(300Wクラス適合)施設のランプと安定器の交換のみで、器具をそのまま使用できるためので、初期投資額を抑えられる。
希望小売価格は、2万7400円(150W)、専用安定器が1万9900円(いずれも税別)。