JX日鉱日石エネルギーは、同社が開発したパワーコンデヂィショナーを用いることで、マンションの各戸に太陽光発電を可能にした「ENEOS マンション向け個別太陽光発電システム」の販売を、2010年10月26日から全国で開始した。
各家庭(戸)に太陽電池モジュールが割り当てられるので、マンションのユーザーは太陽光発電でできた余剰電力を、10年固定価格買取制度を利用して、節約した分の電力を買い取ってもらえる。1戸あたり、月額約4000円の導入メリットがある(発電量に対して半分売電できた場合の試算値)。新築や改築、またマンションの規模を問わず、対応できる。モニターによる発電量やCO2の削減量の「見える化」も実現した。
標準販売価格は、1戸あたり115万5000円(太陽電池モジュール、パワーコンディショナー、太陽光発電モニターの合計金額。各種付帯設備・工事費は除く)。