阪急コミュニケーションズは2010年10月14日、元日本航空機長で「グレートキャプテン」と呼ばれた小林宏之氏が、パイロットならではの健康観に基づく健康テクニックを伝授する新刊本『機長の「健康術」』を発売した。
42年間のパイロット生活で一度も病欠することなく、定年を越えてなお世界中を飛び続けたという小林氏。現在もメガネを必要とせず、聴力も30代レベルを保っているのだから恐れ入る。じつは、そうした若さと健康の秘けつは、リスクマネジメントの考え方にあった。
「健康管理は技術であり、習慣です。正しい健康習慣を身につけることができれば、安全も健康も、そして年齢さえも自分で決められるのです」と小林氏はいう。
グレートキャプテンが、その経験から学んだ独自の健康観と、知恵&ワザの数々は、大いに勉強になる。
単行本(ソフトカバー)、192ページ。定価1470円。