むくみ気になる季節は「冬」、1日のうちでは18時がピーク シトルリン研究会調査

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求
朝履けたブーツも、夜にはパツパツ・・・
朝履けたブーツも、夜にはパツパツ・・・

   シトルリン研究会は2010年10月21日、20代~50代の男女416人を対象に実施した「むくみの実態調査」の結果を発表した。

   「1日の内でむくむ時間」について聞いたところ、多かったのは18時~21時で、男女合わせて71.8%の人が「むくむ」と回答した。むくみを感じる体の部分は「足・足首」を挙げる人が男女ともに9割以上、とくに女性では93.4%だった。また、むくみが気になる季節を「冬」とする人が女性で92.5%と圧倒的だったのは、ブーツを履く季節ということとも関係しているようだ。

   むくみの原因について、厚生中央病院でむくみ外来を開設する森田綾乃医師は、仕事などで長時間同じ姿勢を続けたりすることで、血液の循環が悪くなることが原因、と指摘している。そんなむくみの対策には、オフィスではふくらはぎのマッサージ、自宅では入浴などで、血液の流れをスムーズにさせることを常に意識することが重要だという。

   一方、シトルリン研究会のメンバーで北里大学薬学部の小林義典教授は、スイカやメロンなどのウリ科の植物に含まれる、アミノ酸の一種のシトルリンには血流改善効果がある、と言う。

   シトルリンによる「足のむくみの改善効果」を検証する実験では、20歳~38歳の女性12人にシトルリンまたはプラセボ(偽薬)を5日間継続摂取してもらい、摂取前と摂取から着座状態で6時間後のふくらはぎの周囲をそれぞれ計測、そしてロングブーツ着用の様子を写真撮影した(計測日は1日目と5日目)。その結果、摂取から6時間後、プラセボ(偽薬)の摂取者はブーツのチャックが締まらなかったのが、シトルリン摂取者はチャックが締まったという。この実験結果より、小林教授は「シトルリンには、むくみの改善効果が期待できる」としている。

姉妹サイト