日本赤十字社、西スマトラ地震救援金で1万3000の仮設住宅建設

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地震で全壊したトイレの跡地(右前)と建設中のトイレ(左奥)(インドネシア/パダン・パリアマン県)
地震で全壊したトイレの跡地(右前)と建設中のトイレ(左奥)(インドネシア/パダン・パリアマン県)

   日本赤十字社は、2009年9月、インドネシア共和国で発生した西スマトラ地震災害の復興支援状況について、2010年9月27日に発表した。

   災害直後から09年末までの「緊急救援期」には、国際赤十字社の一員として、医療活動をはじめ安否調査や緊急救援物資の配布など、被災地で求められるさまざまな活動に従事。2010年からの「復興支援期」に入ると、集まった約3億円の救援金をもとに、資材供給、建設方法の指導などを行い、これまでに、赤十字全体で1万3778戸の仮設住宅を建設した。

   「近年、気候変動の影響もあり、世界各地で大きな災害が相次ぐなか、世界186の国と地域にある赤十字・赤新月社は、それぞれ政府を補助する救護団体として国際的に協力する仕組みを作り、日ごろから万一の場合に備えています。世界に広がるネットワークの中で、日本赤十字社は大きな役割を果たしており、その活動を支えていただいているのが、皆さまからの温かい支援。これからもよろしくお願いします」と、日本赤十字社・近衛忠煇社長は、一層の理解と協力を求めている。

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