ドラえもんの「ひみつ道具」が、もしいまの社会に実現したら人々の生活や社会、文化、経済にどんな影響を与えただろうか、ということをまじめに考証しているのが、阪急コミュニケーションズから2010年9月1日に発売された新刊本『もしドラえもんの「ひみつ道具」が実現したら タケコプターで読み解く経済入門』だ。
著者は、投資の専門家で、レオス・キャピタルワークス取締役CIOの藤野英人氏。
同氏は、タケコプターやフエール銀行、アンキパン、カラオケメイツ、ほん訳こんにゃくなどの「ひみつ道具」を例に挙げ、タケコプターがあれば「保険業界に特需がもたらされ、日本生命も上場」、また、ほん訳こんにゃくがあれば、「日経平均は10万円を突破し、日本男子は肉食化する」など、独自の「妄想」を展開している。
単行本(ソフトカバー)、184ページ。定価1470円。