変わる50~60歳のライフスタイル、ファミマとウィルビーが「おとなコンビニ研究所」設立

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めざすは地域の活性化に貢献するコンビニ

レンジにかけて、香りも楽しめる「包みごはんとつくね弁当」
レンジにかけて、香りも楽しめる「包みごはんとつくね弁当」

   「おとなコンビニ研究所」が開発した第1弾商品は、9月21日に全国約7400か店(北海道、宮崎県、鹿児島県、沖縄県を除く)で販売する「包みごはんとつくね弁当」と「大人のなめらか豆腐」、東京23区の約850か店限定で販売する「鹿児島県産黒豚ロースとんかつ弁当」の3品。

   クラブ・ウィルビーの一般会員とのモノづくりワークショップで議論しながら商品化にこぎつけたもので、たとえば「包みごはんとつくね弁当」に用いた「包み仕立て」製法は、特殊な紙で素材を包みこみ、レンジで温めなおしたときでも、でき立てのような風味や味わい、あつあつ感、素材の香りも楽しめるように工夫したもの。10月にも7種類が発売され、11月、12月にも続々と登場するという。

   「おとな」のためのコンビニは、単におとな向けの商品を取り揃えるだけではなく、「おとな文化」が詰まったおとなの「基地」をめざすもので、今後は、おとなが楽しめるイベントや社会活動、さらには地域ネットワークの構築や雇用の創出などへの貢献も視野に入れており、残間里江子所長も、「おとなの出番をつくり、地域の活性化にもひと役買いたい」と意気込んでいる。

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