8月に入り、連日猛暑が続く中、体がだるい、疲れやすい、食欲がないなど、夏バテの症状が出始めるころ。そんなときには「くるみ」を食べるのがいいらしい。カリフォルニアくるみ協会では、ツィッターに公式アカウント(@kurumi_fan)を設け、そんなくるみの意外な健康効果を発信している。
夏バテの原因には複数あり、湿度が高いために起こる体温調整力の低下や、熱帯夜で寝苦しくなって起こる睡眠不足など、さまざまな要因が挙げられる。暑さでだるくなり、食欲がなくなり、そうめんなどのあっさりしたものや、ビール・清涼飲料水ばかりを取り、消化力も衰え・・・という食生活の乱れも、夏バテの大きな一因。なかでも、体内の糖を燃焼させ、エネルギーに変える栄養素であるビタミンB1やタンパク質不足が起こると、体がだるくなったり、疲れやすくなったりする夏バテ症状を引き起こすようだ。
そこで、夏バテ対策にぴったりな食べ物として注目されているのがナッツ類。ナッツはビタミンB群やタンパク質を豊富に含み、おやつ感覚で手軽に食べられる。さらに、ナッツの中でも「くるみ」は、必須脂肪酸の一つであるオメガ3脂肪酸をナッツの中で一番多く含んでいるため、良質な脂も一緒に取り入れる事ができ、スタミナ補給にもぴったり。オフィスで手軽につまんだり、いつもの料理に砕いてのせてみたり、定番のそうめんつゆをくるみだれに替えてみたり、ちょっとした工夫で栄養素補給が可能に。一日ひとつかみを目安に、くるみを普段の食事に取り入れて夏バテを吹き飛ばしてみてはどうだろうか?