「半裸男女」が路上で絡み合う カイリー・ミノーグPVの過激度

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カイリー・ミノーグ
『アフロディーテ(エクスペリエンス・エディション)』
初回生産限定盤
TOCP-66949(CD+DVD)
3800円
6月30日発売
EMIミュージック・ジャパン


   最近感じるところがある。それはエンタテインメントの世界、ことに歌の世界は、明らかに女性上位だということ。

   その証拠のひとつが、単体というか、グループではなく個人で活動し活躍しているアーティストの大半が女性だということ。

「おいおい! これってあり? ありかもね…」

   男はどうしているかというと、グループを組んで活動をしている。

   この差は21世紀に入っていよいよ顕著だ。

   女性は個としてアイデンティティを明確にし、男は群れている。

   なんだか、世界的な傾向である。

   ここにまた、女神と自分で言ってしまった女性アーティストが登場する。彼女のこの言い切り方には「確かに!」みたいな納得の仕方をさせられる。ことに、11枚目のニューアルバム『アフロディーテ』(ね!!)からの1stシングル「オール・ザ・ラヴァーズ」のPVを観ると、「おいおい! これってあり? ありかもね…」ってなことになる。

◆加藤 普(かとう・あきら)プロフィール
1949年島根県生まれ。早稲田大学中退。フリーランスのライター・編集者として多くの出版物の創刊・制作に関わる。70~80年代の代表的音楽誌・ロッキンFの創刊メンバー&副編、編集長代行。現在、新星堂フリーペーパー・DROPSのチーフ・ライター&エディター。

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