能登空港、地元の努力で7年連続目標搭乗率(62%)達成

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能登空港を飛び立つ全日空機<
能登空港を飛び立つ全日空機

   能登空港(石川・輪島市)は、2003年7月7日の開港時から毎年、全日本空輸(ANA)と搭乗率保証制度を設けて目標搭乗率を設定しているが、7年目(平成21年7月7日~同22年7月6日)も目標搭乗率62%をクリアした。

   能登空港利用促進協議会(石川県企画振興部空港企画課内)が発表した「7年目の利用状況(速報値)」は、利用者数14万8768人、提供座席数23万9294人、実績搭乗率62.2%。

   経済不況もあって地方空港の利用者が減るなか、同空港における搭乗率は4月末時点では60.4%まで落ちたが、地元の商工団体を中心にツアーを募るなどして空港利用を呼びかけたことが実を結んだ。

   同空港就航便は羽田―能登間をANAが1日2往復している。

   なお、搭乗率保証制度とは、地元が航空会社に対し、一定の搭乗率を保証する制度で能登空港が日本で初導入した。

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