「あなたが入ってみたいと思う幕末の組織は?」
コカ・コーラシステムは2010年7月5日、歴史好きの男女1000人を対象に実施した「幕末の人物に関する意識調査」の結果を発表した。
それによると、「今の日本を維新してくれそうな幕末の人物」トップ3は、坂本龍馬(63.8%)、勝海舟(29.5%)、西郷隆盛(20.8%)だった。3人が選ばれた理由として共通するのは「強力なリーダーシップ、柔軟で大胆な発想、時代を変えていく行動力、信じた道を突き進む力強い信念」だと同社は分析している。
また、「入ってみたいと思う幕末の組織」について、新社会人の男女100人/管理職の男女100人にそれぞれ聞くと、新社会人は「新撰組」が47%だったのに対し、管理職は「海援隊」が59%と意見がわかれた。「新撰組」は近藤勇を局長に若者が結束して反幕府勢力に立ち向かったことから、新社会人たちは「志がある」「組織としての団結力がある」と見ており、「海援隊」は坂本龍馬が中心となって結成した貿易結社であることから、管理職に就く人は「新しいことができそう」「創造的」などと会社組織の自由さに憧れがあるようだ。
なお、同社の本格緑茶ブランド「綾鷹 上煎茶」のキャンペーンサイト「幕末周遊紀行-お茶が育む人と人の絆-」では7月6日から、「今の日本を維新してくれそうな幕末の人物は?」をテーマにしたワンクリック型のランキングコンテンツを実施するほか、直木賞作家によるリレー連載では津本陽さんによる伊達慶邦編を掲載予定だ。