長崎・平戸市で、特産の「平戸和牛」のフェアが2010年7月1日から10年10月31日まで開催される。
「平戸和牛」は鎌倉時代末期に書かれた牛の図説書「国牛十図」にも記述があり、一説には黒毛和牛のルーツともされている。適度にサシが入った肉質で、さっぱりとしたうま味を楽しめるという。現在では、繁殖牛と肥育牛あわせて5000頭が飼育されている。
フェアには、国際観光ホテル旗松亭、旅亭 彩月庵、焼肉 市山、晴れたり曇ったり、豊鮨など、宿泊施設17施設と飲食店14店が参加。牛肉をシンプルに食べるステーキや、一手間かけたカルパッチョ、握りずしなど、各施設・店舗が趣向を凝らした一品を用意する。