タニタは眠りの状態を評価して表示する睡眠計「スリープスキャン(SL-501)」を開発し、5月に発売した。
計測ユニットとセンサーマットが一体となっており、寝具の下に敷いて横になって就寝するだけで、身体を拘束したり多数の電極を取り付けたりすることなく簡単に計測できる。マットに組み込んであるセンサーが検出した脈拍数、呼吸数、体動のデータをSDメモリーカードに記録し、パソコン上の専用アプリケーションで解析して、睡眠の深さを4段階のステージグラフで表示する。
さらに睡眠時間や寝つき時間、途中で目覚めた回数などの情報から、睡眠の状態を評価する睡眠点数を算出する。計測日時の記録を睡眠日誌としてグラフ化し、睡眠習慣の時間的傾向を把握することもできる。
価格は3万6750円。