東京スター銀行は2010年6月14日、不妊に悩むカップル向けのローン商品「スターワンバンクローン(不妊治療サポートタイプ)」の取り扱いを始めた。
限度額100万円の範囲内で繰り返し融資を受けられるリボルビング方式で、治療費や交通費、宿泊費などに自由に使える。実質年利(保証料込み)を一般のフリーローン商品より割安な7.8%に抑えるとともに、申し込みから融資、返済までの全ての手続きをインターネットや郵送でできるようにした。
対象は正規雇用の給与所得者。利用には所定の審査がある。
平均して1回あたり30~50万円程度かかるとされる体外受精などの不妊治療は健康保険制度が適用されず、経済的な負担が大きい点に着目して企画した。