ダ・ヴィンチ、フェルメールらを通じて知るリアリズム絵画の神髄

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リアリズム絵画の本格的指南書『リアリズム絵画入門』
リアリズム絵画の本格的指南書『リアリズム絵画入門』

   芸術新聞社(東京・千代田区)から2010年2月25日に店頭発売された単行本『リアリズム絵画入門』(著・野田弘志)の評判がいい。

   この本は、日本におけるリアリズム絵画(写実絵画)の第一人者、画家の野田弘志氏が長年の歳月をかけて探求してきた画法や思想、哲学を1冊にまとめたもので、リアリズム絵画のみならず、絵画(基本的に油彩)全般にわたって理解が深まる内容となっている。ダ・ヴィンチ、フェルメールらの作品を例に挙げ、具体的に、代わりやすく解説。

   「絵を描く方だけでなく、絵の見方が分からないという方にもおすすめの本です」と、同社出版部の山田竜也さんは話す。

   第9章には絵画界におけるちょっとした暴露話も綴られていて面白い。

   A5判並製、定価2625円。

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