内田洋行は、新たにLED事業に参入、LED照明「Ubiqlight(TM)」(ユビックライト)シリーズの販売を、2010年5月27日に開始した。
同社は、2008年から韓国・サムスンLED社と協力して同社製LED素子を用いた照明灯の開発およびパソコン制御と各種センサーとの連動を可能にした独自照明制御アプリケーションの開発に着手。10年1月にはLEDビジネス推進部を発足し、LED照明「ユビックライト(R)シリーズ」の完成によってLED事業を本格的に開始していた。
今回の販売開始に先立ち、同社本社ビルの全館でLED照明の実証実験を行い、年間消費電力・年間CO2排出量63%の削減を実。従来の直管型蛍光灯器具に対応した「安全保障付き直管型LED照明」のほか、32段階の調光が可能な業界初の無線通信型LEDスポットライトや、色温度可変型LEDシーリングライト、LEDダウンライトなどをラインアップしている。
9月にはPCからのきめ細かな制御が可能なLEDベースライトも発売予定。