トヨタ自動車は2010年5月25日、4人乗りの小型乗用車「iQ」に一部改良を施して発売した。
運転席のシート位置を上下に調整できるアジャスターを全車に標準装備、使い勝手を向上させた。また、ドア内側の配色をプラムとブラックに変更したほか、ハンドルに表面加工を施すことで室内空間の質感を高めた。
「130G"+"」など、内装デザインを強化した特別仕様車では、内装の専用色としてポーラーホワイトを追加。カラーバリエーションを2種から3種に増やした。
車両本体価格は140万円~173万円(北海道、沖縄除く)。
「iQ」は全長2985×全幅1680×全高1500mmと軽自動車を下回るコンパクトな車体に、排気量1000cc~1300ccのエンジンを搭載した乗用車で、トヨタが08年11月から販売している。