心の病から救う「心理療法の常識」

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心理療法士、心理カウンセラー必見
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   社会批評社から2009年12月に発売された単行本『心理療法の常識-心理療法士の実践マニュアル』(著・定塚甫)が注目を集めている。

   心理療法とは、精神療法、心理セラピーとも呼ばれるもので、精神疾患や心身症などの治療や予防、または精神的健康の保持・増進を図るための援助理論や技法、体系のことをいう。著者の定塚甫氏は、定塚メンタルクリニック院長でJMCストレス医学研究所顧問を務める精神医療の専門家だが、定塚氏は同書の中で、日本における「薬物療法」重視傾向は「心の病」の長期化・慢性化をもたらすとした上で「心理療法」の重要性を説き、どのような場面に遭遇しても、心理療法士にとって役立つ「マニュアル」となるような情報を盛り込んだ。

   定塚氏曰く、心理療法は、臨床と呼ばれる場面で「常識」に基づいて来談者への「心の援助」を行う行為であり、そのため、これを担う人は、人間社会における最低限の「常識」というものに目を向ける必要があるという。

   四六判 343ページ、並製。

   定価2940円。

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