「チョベリバ」「盛る」「KY」…。 これまでさまざまな「ギャル語」が生まれているのは皆さんもご存じのとおりです。
昨年末にGRPが発表した「2009年ギャル的流行語」(毎年末に発表予定)では、「アゲ・サゲ」が見事1位に選ばれました。アゲは「気分が良い」や「最高」の意で、サゲはその逆。そんな中、最近ではその最上級の意味で使用される「アゲぽよ~」という言葉が流行っているを知ってました?
詳細は、年末の当コラムで紹介しますが、今回は最新「ギャル語」情報に加え、ギャル語から分かる「ギャル男」の現状などに触れたいと思います。
「かなこ語」がギャル界を席巻
まず、いま一番注目されているのは、ギャル雑誌「egg」の人気モデル・川端かなこさんが日常的に使うコトバ。それがオタク用語の「萌」と、ギャル語で「超」を意味する「鬼」を掛け合わせた「鬼モヘ~」なんです。彼女のブログで多用されたことで火がつき、今ではすっかり市民権を得た日常ギャル語になりました。
例を挙げると…
「なにその写メ!?めっちゃ盛れてんじゃん!!マジ鬼モヘ~!!」
と、このような感じになります。
実は、先ほど挙げた「アゲ・サゲ」も川端さんが流行らせたと言われており、「かなこ語」に注目するギャルが多数いるようです。
また、ギャル語の流行はギャル男にも影響を与えており、それは「オラニャン系男子」の生態の中に見て取れます。
ここ数年で生まれた新しいギャル男のジャンル「オラオラ系」。
肌は黒く、髪の毛は短髪。服装も黒いものを好んだ、いわゆる「イカつい」「ワイルド&セクシー」な人達を指すのですが、「オラニャン系男子」は、見た目は「オラオラ系」でも中身は子猫のように可愛らしいギャル男のことなのです。