片山さつき、15日にツイッター討論開催

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日本経済はこの先どうなる?
日本経済はこの先どうなる?

   かんき出版(東京・千代田区)は、前衆議院議員・片山さつき氏の新著「日本経済を衰退から救う真実の議論」を発売した。

   「第1章 小泉構造改革とは何だったのか」 「第2章 反構造改革キャンペーンの真相」 「第3章 官僚主導から政治主導へ」 「第4章 政策理念の対立がないのはなぜか」 「第5章 『議会の祖国』イギリスに学ぶ」 「第6章 財政健全化への王道」 「第7章 七つの自立をめざして」という構成。

   大蔵省(財務省)官僚として、また、代議士として、国の重要な政策に携わってきた片山氏が、経済再生を見据えていま議論すべきテーマの「本質」を問うものだが、構成内容を見てもわかるように、視界を広げ、大局的見地から眺めて至言している。中でも片山氏は「自立」こそ自由を支えるものだとし、「個人の自立」「地方の自立」「若者の自立」「鎖国妄想からの自立」「財政破綻からの自立」「将来不安からの自立」「政の官からの自立」の7つを列挙。これらに、(1)小手先対応から王道へ、(2)事後処理から先見の明へ (3)目先の利益より将来への投資を、という3つの対立軸をクロスされた変革こそが日本再生につながると説いている。

   小難しい専門用語を羅列したものとは違い、自身の体験談などをわかりやすく盛り込んだ読みやすい一冊だ。

   四六判、256ページ。定価1575円。

   なお、片山氏は同書をテーマにツイッターでライブ討論を3月から2回行っており、その3回目が5月15日の22時から実施される。URLは、http://twitter.com/katayama_s

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