幻冬舎は、読売テレビ解説委員長・辛坊治郎さんと日本総研情報サービス代表取締役専務・辛坊正記さん兄弟の共著による新刊本「日本経済の真実 ある日、この国は破産します」を2010年4月21日に発売した。
「なかなかオモシロい。今の日本が抱えている問題が解り易く記載されている。今夏の参議院選挙の際、参考にしては?」とのコメントがネットの読者評にあがっているが、その言葉通りに、中高生でも理解しやすいようかみくだいて日本経済が置かれている現状を解説している。
「政府の借金は786兆円」「国債が払い戻せなくなる日」「なぜ少子化が悪いのか」「子どもの未来を暗くする子ども手当」・・・誰でも気になる見出しが並ぶ。文字も大きく、図表なども多数用いており、「スラスラ読める経済入門書」としては秀逸ではないだろうか。
単行本、215ページ。価格1000円。