MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は「ビジネスマンの外出時におけるインターネット利用に関する実態調査」を実施、その結果を発表した。
まず、Wi-Fiについてこんなことが明らかになった。所有しているモバイルインターネットツールで、外出先(自宅・自社オフィス以外の場所)でインターネットに接続したことがあるかどうかについての問いに、約9割が接続したことがあると回答。日本全体での利用経験者はまだ少ないが、モバイルインターネットツールを所有している人たちにとっては、徐々にWi-Fiの利用が浸透してきている実態が伺える。
また、外出先でWi-Fi接続する際に利用したことのあるサービスについては、「データ通信カード」が最も多く、「カフェ、ファーストフード店の無線LAN(Wi-Fi)スポット」がそれに続いた。 スポットとして最もWi-Fiが利用されている場所としては「カフェ、ファーストフード店」、次いで「駅、空港」があがっている。
次に、スマートフォンユーザーに対し、モバイルPCに対する使用願望について聞いてみたところ、約9割(85.7%)のユーザーが「使ってみたいと思う」と回答。スマートフォンは持っていながら、モバイルPCを使うメリットや用途も感じており、使い分けを検討しているユーザーが多いようだ。
調査は2010年4月26日から4月30日の5日間で行い、20~40代の男性でモバイルインターネットツール(スマートフォン・スマートブック・Wi-Fi対応携帯電話、ネットブック・モバイルノートPC等)所有者647人から有効回答を得ている。