日東工器は、ソフトな空気の力で足先から太腿まで揉みほぐす家庭用エアマッサージ器「フィジカルメドマー PM-8000」を開発し、子会社のメドー産業が2010年5月から販売を開始する。
空気室の加圧と除圧を繰り返すことで、筋肉の収縮と弛緩と同じ作用で血液やリンパ液の循環をより効果的に促進。疲労回復や血行促進、筋肉の疲れをとる効果や、医療現場のリハビリ目的に使用できる。
ブーツは6つの空気室で構成され、揉み残しのないオーバーラップ構造によって心地よいマッサージを実現する。付属品のブーツMのほか、用途に応じて7月から順次発売を予定している「パンツ」、「ブーツS」、「アームバンド」の3タイプのカフ(腕や脚を覆い包むカバーと、中のエアバックを含む一式)を接続できる。
ブーツは、ファスナー部がベルト状になっているため、簡単に交換できる。また、カフ内の6個のエアバックは独立していて、個別の交換も可能。
カフからエアバック部を取り外して、カバーのみを洗濯できるほか、前回に使用した時の設定を記憶しているため、同じ設定を簡単に再現できる。取り付けも、本体背面のフックでベッドフレームに簡単に取り付けられる。標準価格は1台26万8000円(税抜き)。