産経新聞出版は2010年4月8日、単行本「中国人の世界乗っ取り計画」(著・河添恵子)を発売した。
「騙す、脅す、略奪する"ガン細胞" これが新しい"中国人"の正体!」――なんとも過激な文言が帯に踊る。経済成長著しい「隣人」中国の実像とはいかなるものなのか。同書は、中国人を「傲慢で不誠実で無責任」と位置づけ、カナダ、フランス、イタリア、アフリカほか世界の各地で「暴れて」いる中国人たちの"生態"について、中国留学経験があり、同国関連の著書も多い河添さんがリポートしている。
「IMFも中国に買われる」「地域も産業も乗っ取られたイタリア」「パリが頭を抱える中国系自治区」「アメリカから中国系大統領が?」・・・。読み進むにつれ、同書の推薦文に西尾幹二氏が、「このレポートの恐るべき諸事実を読んで、長年抱いていた中国人に対する謎が解けた」と寄せた意味が分かってくるはずだ。
246ページ
定価1365円。