花粉対策は蜂蜜で
彼らが、植物の交配など自然のために養蜂は必要だと、草の根運動で、役所に働きかけ、保健所との公聴会などにも出席した結果。今年の3月に、とうとう養蜂が合法化されました。
90年代から、ユニオンスクエアのグリーンマーケットで、蜂蜜を販売しているグラヴェスさんは、ハーレムやウエストビレッジ、アッパーイーストサイド、そして有名な某ホテルの屋上にも蜂箱を設置している一人。
「年を追うごとに、地元産蜂蜜は人気が出て、最近では、花粉症対策に買い求める人が増えてきました。」
そう、花粉は花粉で制しよう!と、アメリカでも、この季節花粉症に苦しむ人が多いので、地元産蜂蜜は注目されているのです。
現在、ゴッサムシティ蜂蜜共同組合では、養蜂を始めるためのセミナー、集めた蜜の販売方法なども支援している。地元産野菜を食べよう。健康に気をつけた食生活を!とキャンペーンを張っているファーストレディのホワイトハウス野菜ガーデンにもミツバチの巣箱は設置され、スカーレット・ヨハンソンは結婚式の贈り物にミツバチの巣箱を、サミュエル・L・ジャクソンから贈られたとか。なんだかミツバチブームです。
今年の取れたて蜂蜜が市場に出回るのは6月から7月。ミツバチを飼うのは、ちょっと怖いけれど、ニューヨークのお土産にメイドinニューヨークの蜂蜜を買って帰るのもいいかもね。
坂本真理