2010年4月に入社する新社会人の82%が「朝活」に意欲的であることが、日本能率協会総合研究所が10年3月23日に発表した「朝活に関する調査」から明らかになった。
「朝活」は、早起きして朝の時間を有効に使う活動全般のこと。調査によれば、「朝活」を知らないと答えた人が67.3%にとどまるなど認知度は低めだったが、4月から新社会人になった学生の82%が朝活を「実践している」「ぜひ実践したい」「機会があれば実践したい」と答え、「朝活」に意欲を見せている。10年2月1日時点の大卒内定率が前年同期比6.3ポイント減で過去最悪の80.0%に落ち込むなど、厳しい状況の中で就職活動を勝ち抜いてきた新社会人は、何事にも前向きでチャレンジ志向が高いようだ。
朝活を実践している人に聞いた朝活の内容は、「朝ごはんを食べること」や「メールのチェック」、「新聞を読む」など、自宅で手軽に短時間でできることが主流だった。ちなみに、「朝が弱そうな有名人」では、男性の1位が上地雄輔さん、女性の1位がはるな愛さんだった。
調査は10年2月23日~25日に行い、全国の20~50代の男女と10年4月より新社会人となる男女計1000人から回答を得た。<モノウォッチ>