ADEKA新規事業推進室は2010年3月25日、継続的に行っているβグルカンの摂取による体調変化に関するアンケート結果を報告した。
調査3回目の今回は、花粉症に対する体調の変化について。同社のβグルカン入り飲料「大麦若葉おいしい青汁」を1か月間、100人のモニターに試飲してもらい、82件の有効回答を得た。
「花粉症の症状が改善されたと思うか」については、「かなり/少し改善された」が68%。また、鼻水・くしゃみが改善されたという人は56%で、目のかゆみの症状が軽くなったとする人は37%だった。また、34%の人は、花粉症の薬を飲まなくなったり、飲む回数が少なくなったりしたと答えている。
さらに、「他社の青汁を飲んだことがあるか」との問いには、「今も購入して飲んでいる」が12%、「今は飲んでいないが、以前は飲んだことがある」と答えた人は57%にのぼる。そのうち、青汁は花粉症に「効果があった」とする人は9%、「効果は無かった」とする人は30%、「わからない」が61%という結果だった。
こうした結果を踏まえて同社は、花粉症に対し、一般的な青汁よりもβグルカン入りの青汁の方が、症状の緩和を実感した人が多いとした。その上で、「βグルカンを摂取したことで、免疫バランスが調整され、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみ等の花粉症の症状が緩和されたと考えられる」と分析している。
なお、βグルカンとは、グルコースが多数つながってできた多糖類の総称で、食物繊維の一つ。免疫力を活性させる成分としても話題になっている。