金やプラチナ、原油…まとめて投資できる「TOCOM NEXT」が上場  東京工業品取引所

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取引開始の鐘を鳴らす東京工業品取引所・江崎 格代表取締役社長
取引開始の鐘を鳴らす東京工業品取引所・江崎 格代表取締役社長

   商品先物の東京工業品取引所は、金やプラチナ、原油にゴムなど同取引所に上場するすべての商品から算出される総合的なコモディティ指数、「日経・東工取商品指数」を取引の対象とする「TOCOM NEXT(日経・東工取商品指数市場)」を、2010年3月23日にスタートした。

   金やプラチナ、原油価格の高騰でコモディティ投資への関心が高まる中で、「TOCOM NEXT」は手軽に、かつ貴金属や資源エネルギーのそれぞれが抱えるリスクを抑えながら、コモディティ市場全体の動向を示すベンチマークに投資できる商品として注目される。

   「TOCOM NEXT」は証拠金を預託して行う先物取引で、指数が将来上がるだろうと予測した場合に買っておき、高くなってから売ることで、売買の差額を利益として得る。将来下がると予測した場合には、その反対の取引を行う。

   楽天証券経済研究所の山崎元氏は「TOCOM NEXT」の魅力について、

「取引対象としておもしろい。合理的に創られた指数で、個人投資家が取引をしやすくなったと思う。投資対象の中身がハッキリしていて、ポートフォリオに組み込みやすい。これからの展開が楽しみだ」

   とし、「日経新聞1面の、為替レートの下に取引値を掲載してもいいのでは?」とも語った。

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