芙蓉書房出版は2009年12月から、新刊本「顧客が部族化する時代のブランディング」(著・原田保、片岡裕司)を発売している。
ブランドが日用品(コモディティー)化してしまう時代にあり、企業がどうやって生き残るのか、カルチャー・志向性を共有する集団=「部族」という概念で、20の事例からブランドを読み解いている。
同書で取り上げているのは「ザ・ボディショップ」「トヨタ自動車」「アップル」「ルイ・ヴィトン」「シャネル」「IKEA」「アマゾン」「ミクシィ」「リクルート」「グーグル」など。
企業に持続的成長を、そして個人にライフスタイル奪還を促進するのが「部族」性。競争原理から共創原理へのパラダイムシフトがここに隠されているとしている。
四六判ソフトカバー、224ページ
価格は1890円。<モノウォッチ>